水害被害地の皆様に御見舞い申し上げ祈ります。2023.7/9(日)

◇牧師館より祈りを込めて      7/9㈰ 礼拝説教概要

   説教題:カナの奇跡   聖書:ヨハネの福音書2章1~11節

 「イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光をあらわされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。」

                        ヨハネの福音書2章11節

今朝は、よくご存じのイエス様が最初に、神の子であり、救い主である事を証明した出来事で、それは結婚式の日に、水を葡萄酒に変えた奇跡でした。

Ⅰ.クリスチャンと酒

日本人は一般に、日本のクリスチャンは酒、たばこは飲まない、吸わないと信じています。それではイエス様はお酒を飲まなかったのでしょうか!この文面を見ますと、イエス様は弟子たちと共に結婚式に参加されています。参加しながらお酒を飲まない参加は考えられません。飲まれたと思われます。さらにお酒が欠乏されたことがわかると、大量に葡萄酒を生産され、人々に振舞われました。この事からクリスチャンは禁酒と決めつけてしまうのはおかしい事になります。しかし、酒を飲むと酔うのです。酔うと大きな失敗や、自動車事故を起こす危険性があります。更に人々に不快感を与えます。それ故、日本のクリスチャンは神に栄光を帰するため、なるだけお酒は飲まないようにすべきです。

Ⅱ.奇跡と信仰

イエス様は、この水を葡萄酒に変化させたことによって自らが神の子・救い主である事を証明されました。さて、私たちはこの奇跡を心から本当に信じられますか?私たちは常識の中に生きています。大量の水が、上等な葡萄酒に変わるはずがありません。しかし、私たちの周りをよく心して観ると実におびただしい奇跡に満ちていることに気づきます。でも、それを不信仰の目をもって見る時、それを偶然だ!当たり前の事だ!とよく考えないで見過ごしてしまうのではないでしょうか。例えば「蝶の完全変態」等は、驚くべき奇跡です。小さな「芋虫」が全くもって似ても似つかない美しい蝶に変わるのですもの。人の力では無く変化するのはまさに神様による奇跡以外ありません。このような神様による奇跡に囲まれているのです。それでも常識のベールに目が包まれているからです。

宇宙を創造され、今も運行されておられる神の子が、どうして水を葡萄酒に変えられないことがありましょうか!もしイエス様が奇跡を起こすことが出来なかったとすれば、ただの大法螺吹きにすぎません。信じるに値しません。人に過ぎないのです。しかし、イエス様は、「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。」創世記17・1と、あり、「神にとって不可能なことは何もありません。」ルカの福音書1・37のごとく、全能者だから信じる者を救うことが出来るのです。さらに、「信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」ヨハネの福音書20・27とある通りです。

<お知らせ>

▷本日の礼拝説教は、当教会出身で教団引退牧師の植松敏幸先生がとりついで下さり、感謝でした。

▷礼拝後、CS教師会が行われます。楽しみにしていた教区デイキャンプは中止となりました。来年のお楽しみです。

▷小野牧師は、7/8(土)9(日)と、札幌羊ケ丘教会聖会にて、3回のご用です。お祈り下さい。

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