霊の収穫の種まきに入ります。 2023.9/17(日)

≪今週のみ言葉≫

「信仰によって、モーセは生まれてから三ヶ月の間、両親によって隠されていました。」 ヘブル人への手紙11章23節

   説教題:『モーセの誕生』   聖書:出エジプト記2章1~10節

先週9/10㈰午後のF青年の来訪は、まことに驚きと喜びでした。お父様が海上保安官で、2年間(3~4才の時)の高松在住の折、お母様に連れられて新生教会に来られていたことを覚えて、20年後に訪れたというのですから!神様はどのようなご計画をお持ちなのか、と興味津々の思いで祈ります。本日の幼児モーセについても、驚くばかりの神の御手を覚えます。

Ⅰ.両親の、神への信仰(1~2)。 ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトに起こった」(1・8)時、イスラエル民族に危機が訪れました。イスラエルの民が増し加わるのを恐れた王命が発布されたのでした。「生まれてきた男の子はみな、ナイル川に投げ込まなければならない。」(1・22)「さて、レビの家のある人(アムラム)がレビ人の娘(ヨケベデ)を妻に迎えた。(2・1)「彼女は身ごもって男の子を産み、その子がかわいいのを見て、三ヶ月その子を隠しておいた。」(2・2)ヘブル11・23の本日のみ言葉に続いても、「彼らがその子のかわいいのを見、また、王の命令を恐れなかったからです。」とあります。「かわいいのを見て」について、ステパノは「神の目にかなった、かわいい子で」(使徒7・20)と表現しています。【両親は信仰によって、この麗しさは神がこの男の子に特別のご計画を持っておられるしるしであると直感した。生きた信仰を持っているとき、非常に小さな手がかりから神の顧みを信じ、勇気を得ることができる。】(『牧羊者』p.87)

Ⅱ.信仰に報われた摂理の神(3~10)。 3ヵ月も成長すれば、その幼子の泣き声も大きくなり、それ以上隠しきれなくなりました。彼らはパピルスの茎を編んでかごを作り、それに水が入らないよう瀝青(アスファルト)と樹脂をぬって、幼児モーセを入れナイル川の岸の芦の茂みの中に置きました。この「かご」はノアの箱舟と同じ言葉が用いられています。姉のミリアムはこの子がどうなるか見極めようと、そのそばを離れず立っていました。するとファラオの娘が水浴びに来て、そのかごを見つけ、召使いの女に取って来させ、開けてみると男の子が泣いていました。彼女は「かわいそうに思い」「これはヘブル人の子どもです」と言った、その瞬間!姉のミリアムが、「ヘブル人の中から乳母を呼んできましょうか」と言い、王女が「行って来ておくれ」と言ったので、ミリアムはその母ヨケベデを呼んできました。結果、母は王家からの賃金をもらい受けつつ、わが子モーセが大きくなるまで育てたということです。単に乳を飲ませたのみでなく信仰という霊の乳をたっぷり与えての養育が、やがてイスラエルの民をエジプトから引き出すモーセを作り上げたのでした。「モーセ」とは「水から引き出された」ということで王女に名付けられた名前でありました。王女は王命に従わなくてもよいほどの権威の持ち主であったのでした。「神」という字はなくても、鮮やかに「神の摂理の御手」を覚える一連の出来事でした。危機の中に輝いた信仰でした。

 *9/10㈰のCS教師会で、大人・子ども合同礼拝の中に、「CSタイム」を設けて、子ども向けの話を入れることとしました。次回は11/12㈰子ども祝福礼拝です。

  <お知らせ>

▶本日は『ファミリー礼拝』(従来の敬老礼拝)でした。当教会では80才以上の27名の兄姉の方々のために主の祝福をお祈りし、ささやかなプレゼントをお送り致しました。

▶午後は13:00~14:00、第4回「歌声カフェ」です。本日の曲目は、「赤とんぼ」と「主われを愛す・Jesus loves me ♪」の2曲です。詩を味わい、賛美し、美味しいデザートを頂き、共に交わります。

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