2022年イースターおめでとうございます!2022.4/17(日)

2022年イースターおめでとうございます!2022.4/17((日)

≪今週のみ言葉≫

「あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。」ルカの福音書24章5節

 説教題: 『よみがえられたキリスト』  聖書:ルカの福音書24章1~12節

 1977年4月、英国インマヌエル神学生時代、ドイツからの友人の家に行き、近くで行われたイースターの集いに参加しました。日本人は私一人でしたと思いますが、100名ばかりの会衆の中には様々な国籍の方がおられました。司会者が「それぞれお国の言葉で『イースターおめでとうございます!』と言いましょう!」と言われ、皆いっせいに大声で言いました。もちろんわたしは日本語で。何とも言えない感動を覚えました。キリストにあって、生きておられるこのお方にあって、国籍、男女、年齢を超えて「一つになれる喜び」が心に溢れ、忘れられないイースターの集いでした。さて、本日は聖書に記される《初めてのイースター》の出来事です。

Ⅰ.絶望の墓 十字架の上で、痛ましい死を遂げられ、十字架から降ろされ、イエスはアリマタヤのヨセフの用意した、岩に掘った墓に納められました。弟子たちをはじめ、イエスを愛してきた女たちにとっては「絶望」以外の何ものでもありませんでした。土曜日は備え日で、安息日が始まろうとしていたので、女たちはヨセフの後について行き、墓と、イエスの体が納められる様子を見届けたのでした。家に戻り、香油と香料を用意し、安息日には戒めに従って休み、「週の初めの日の明け方早く、彼女たちは準備しておいた香料を持って墓に来た」(1)のでした。するとどうでしょう!墓を覆う石は脇に転がされ、中に入るとイエスのからだが見当たりません。まさに途方に暮れるとはこのこと。そこへ「まばゆいばかりの衣を着た人が二人、近くに来た」(4)ので、女たちは恐れて地面に顔を伏せると、その二人が言いました。「あなたがたはどうして生きている方を死人の中に捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。」(5,6)と。墓は絶望です。女たちはそれであるにも関わらず、香料を塗ってさしあげようと出かけました。イエスへの愛が溢れています。そこで絶望が希望に変えられるメッセージを受けました。「主が,三日目によみがえると言われたでしょう。思い出しなさい」と(6,7)。女たちは驚き恐れながらも、戻っていって十一人の弟子たちや他の人たちに報告したのでしたが、「使徒たちは彼女たちを信じなかった」(11)のでした。絶望の墓が彼らの思いに重くのしかかっていたのです。女たちの一人はマグダラのマリアでした。

 Ⅱ.希望の復活 「ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう。」(6,7)そして「彼女たちはイエスの言葉を思い出した。」(8)のでした。イエスの話されることばには、絶対に間違いがない、ということでした。それにしても、この「よみがえりの事実」は驚きも驚き、なかなか魂にすんなり受け入れられるものではなかったでしょう。使徒たちとて同様でしたし、他の福音書の『復活の記事』を読んでも、うなずけます。しかし、《信じる魂には、絶大なる希望の源》となる事実です。私たちが信じる神は《復活の神》なのです。ハレルヤ!

<お知らせ>

▷キリストを死人の中からよみがえらせた父なる神様を心よりほめたたえます!

▷イースター礼拝にて、受洗者、転入会者のお二人の幼馴染の方々が与えられ大きな喜びです!

▷午後、きょう午後、教会学校の子供たちと先生方は、近くの峰山公園(ハニワ公園)に

 教会からお弁当と教会からのおやつを持って「春のお楽しみ会」です♪

▷イースター礼拝には、初めての方や、久しぶりの方々も来られ、まさに復活祭の喜びでした感謝!

▷復活の主と共に祝福の1年を歩めますように、コロナの終息と戦争の終結をお祈りいたします。

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