年末感謝礼拝でした。 2021.12/26(日)

≪今週のみ言葉≫

「わがたましいよ 主をほめたたえよ。 主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」詩篇103篇2節

説教題:『恵みの神をほめたたえる』   聖 書:詩篇103篇1~22節

 この詩篇103篇は『賛美の詩篇』です。昨年末のコロナ禍の中で、大きな声を出しての賛美は控えなければならなかった状況でしたが、そうであるがゆえにこの一年の終わりに、この『賛美の詩篇』を味わえることは大きな恵みです。

Ⅰ.主をほめたたえよ 「わがたましいよ 主をほめたたえよ。」が、1節、2節、22節と3回あります。「主をほめたたえよ。」は、これらの3カ所に加えて20,21,22節、そして1節の「聖なる御名をほめたたえよ」も加えれば、全部で7回あります。

①「私のうちにあるすべてのものよ」すなわち、ただ「わがたましい」のみでなく、私の知性、感情、意志、etc.自分の持てるありとあらゆるすべてのものをもって主を賛美せよとの呼びかけです。C.H.スポルジョンは記します。「他の者にはただに口先だけでもって賛美させるがよい。しかし、わがたましいよ、私のうちにあるすべてをもって主をほめたたえるのだ」と。

②「聖なる御名をほめたたえよ。」<ユダヤ人は神の名を大切にした。ユダヤ思想では名は単に区別のためにあるのではなく、人格、力を宿すものとして受け止められた。>(『牧羊者』p.91)「神の御名」を畏れ敬うがゆえに「神の御名」の記されている所では、声に出して読むことさえ控えたと教えられています。

Ⅱ.すべてのめぐみを心にとめよ  これは口語訳で、すなわち「すべてのめぐみ」とは、「主が良くしてくださったこと」(2)です。それが3節、4節、5節に記されています。「主はあなたのすべての咎を赦し あなたのすべての病を癒やし あなたのいのちを穴から贖われる。」「穴」は口語訳では「墓」となっています。『復活の恵み』です。これらを「心にとめよ」(口語訳)、「何一つ忘れるな」(新改訳2017)。そこから賛美がいつも腹の底から溢れ湧き出てくるのです。

♪時あたかも12/19㈰クリスマス聖日、18:00~荻窪栄光教会第54回「メサイア公演」がYouTubeにて流され視聴致しました。なんと言っても圧巻は第2部合唱NO.44「ハレルヤコーラス」と、第3部合唱NO.53「アーメンコーラス」です。♪ハレルヤ 全能の主 おさめたまわん ハレルヤ とわに主 おさめたまわん ハレルヤ! ♪ われらをば血もて買いたまいし こひつじに帰しまつれ 栄え、誉れ、富、力、知識、名誉、みざに座したもうこひつじに とわにあれかし!アーメン アーメン アーメン(中田羽後師邦訳) (感想・合唱に渇きます。近い将来、心と声を合わせて主を賛美したいものです。)

<お知らせ>

▷礼拝において、主への『賛美の詩篇・103篇』を味わい、感謝しました。

▷礼拝後は、ベタニヤ(1F)にて『年末感謝祈祷会』を行い、それぞれ感謝の証しを主と互いに分かち合い、感謝は        倍増しました。

▷年末元旦は各自家庭にて静まりの時を持ち、2022.1/2(日)の新年礼拝より、スタートです!

▷いずこも大変な一年でした。私たちのためにもお祈りをありがとうございました。

主の2022年も主にありてよろしくお願い致します。コロナの終息を祈ります。

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