2月聖餐式礼拝・教会総会でした。2020.2/2(日)

《今週のみ言葉》

「あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」。ルカ10章20節

BC.536年、クロス王の命令が発せられ、ユダの民はエルサレムに上って行って『主の宮を復興せよ』との驚くばかりの知らせが、ユダヤ人の耳に入りました。エズラ2章は、その命にこたえて、エルサレムに上っていった人々のリスト(名簿)です。ユダヤ人は系図を重んじる民族です。マタイ1章に見るとおりです。マタイはユダヤ人あてにこの福音書を記しましたので、読書欲をそいでしまう系図から始め、預言の成就を多々記しました。しかしこれは、神ご自身が、人間一般(実際には実体がない)を十把一束(からげ)に見るのではなく、個人個人の人格を重んじられるお方であることのあらわれです。氏族ごとに、また地名ごとに数えられた会衆、42366人に加えてしもべはしため救うた男女を入れると49897人の会衆(エクレシア)でした。彼らはクロス王を通しての主の言葉に信仰をもって応答した一人一人でしたので、神の喜ばれるリストでありました。地上のリストは、地上の教会(エクレシア)につながる一人一人であると同時に、イエス様が弟子たちに言われたように、「あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」のごとく天上にある小羊のいのちの書につながるものです。尊いかけがえのないひとり子キリストを贖いのため与えて下さった神は、そのキリストを信じ受け入れる一人一人をこよなく愛し、喜ばれることは当然です。地上では何があろうと「わたしの名が天にしるされている」その事実さえあれば、「いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝できます」ということです。

<お知らせ>

▷キリストを首(かしら)とする教会の健全な成長と前進のために続いてお祈りをよろしくお願いいたします。

▷2/10(月)11(火・祝)第52回全四国クリスチャン修養会(松山・奥道後)講師、柏木哲夫師のため、2/11(火・祝)四国教区総会(大川キリスト教会)のため、主の祝福をお祈り下さい。

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