≪今週のみ言葉≫

「しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである」。　ローマ人への手紙5章8節

新約聖書はもともとギリシャ語で書かれました。

その中に「神の愛」をあらわす特別な単語があります。『アガペー』という言葉です。ギリシャ語には「愛」をあらわす4つの言葉があります。日本語は、「愛・あい・アイ」どれも同じ発音ですが。男と女の愛を「エロス」血族間・親子・兄弟の愛を「ストルゲー」、友との間の愛を「フィリア」と使い分け、これら人間同志の愛とは全くちがう神の愛は『アガペー』であらわされました。実は人と人との愛も土台にこのアガペーの愛がなければ、もろくも崩れてしまい、時には憎しみや恨みに変わり得るのです。実は真の愛は神から出たもので、アガペーこそが真の愛です。それは神がひとり子なるキリストを罪深いわたしたちのために救い主として贈って下さったこと、そしてキリストは神にそむくわたしたちのために身代わりに十字架で死んで下さったこと、ここに、アガペーの愛が惜しみなく示されたのです。アガペーの愛・神の愛は与える愛、犠牲の愛です。その愛に愛されていることがわかると、人は心の内から強くされます。もちろん、罪からきよめられるので、強くされるのです。

＜お知らせ＞

▷歓迎礼拝やゴスペルカフェに来られた初めての方々や若い魂、子どもたちがキリストの愛、神の愛にとらえられますようお祈り下さい。