敬老祝福礼拝でした。2022.9/11(日)

≪今週のみ言葉≫

   「身を洗ってきよくなりなさい。」 列王記第二5章13節

   説教題: 『神による悩みの解決』  聖書:列王記第二5章1~14節

[ここはナアマンのツァラアトのいやし(きよめ)の記事であるが、ただ癒やしだけにとどまらず回心にまで至った(15)。当時は多くのユダヤ人が預言者の訓告を気にも留めない時代であり、多くのツァラアトの患者がいたが、誰もきよめられることはなかった。その中で異邦人であるナアマンだけが、預言者による神の言葉に従い、きよめられたのである。イエスはこの記事をご自身の郷里の人々の不信仰を指摘する時に語っている(「また、預言者エリシャの時には、イスラエルにはツァラアトに冒された人が多くいましたが、その中のだれもきよめられることはなく、シリア人ナアマンだけがきよめられました。」(ルカ4・27))](『牧羊者』P.79)

Ⅰ.隠れた悩み 「アラムの王の軍の長ナアマンは、その主君に重んじられ、尊敬されていた。」「この人は勇士であったが、ツァラアトに冒されていた。」(1)外側は立派な武将でしたが、内には隠れた悩みがあったのです。それはツァラアト(重い皮膚病)で、悩みに悩んでどうすることもできない状態でした。

Ⅱ.神による解決 ナアマン(「慈悲深い」と言う意味のアラムでは一般的な名前)のいやしのために用いられた人々がありました。

①ナアマンの妻に仕えていたイスラレルの捕虜の若い娘が、ナアマンの悩みを知り、女主人に言いました。「ご主人様がサマリアにいる預言者の所に行かれたら、きっとその方がご主人様のツァラアトを治してくださるでしょう。」と。 そこでナアマンは、主君に申し出、主君はイスラエルの王に手紙を書き、やがてナアマンは、馬と戦車で贈り物を携えて、エリシャの家の入り口に立ちました。ところが、エリシャが出てくるわけでもなく、使者が遣わされてきて、「ヨルダン川へ行って七回あなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだは元どおりになって、きよくなります。」と伝えました。ナアマンは激怒して去り、帰途についたのでした。彼は〈エリシャが出て来てこの者を治してくれると思っていた〉からでした。

②彼のしもべたちが用いられました。 「難しいことではないではないですか。あの人は、『身を洗ってきよくなりなさい』と言っただけではありませんか。」とのことばに、「ナアマンは下って行き、神の人が言ったとおりに、ヨルダン川に七回身を浸した。すると彼のからだは元どおりになって、幼子のからだのようになり、きよくなった、」(14)のでした。 まさに、ナアマンは、エリシャの命令により謙遜と従順を教えられ、それによって悩みは見事に解決されたのでした。

すべての人の隠れた悩み、それが「罪」と「肉」の問題です。死に至る病です。「御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。(Ⅰヨハネ1・7) へりくだり、悔い改めて信じ従ってゆるされ、きよめられましょう。

<お知らせ>

▷英国.エリザベス女王のご召天を英国の新聞で知り、心より追悼の意を表します。

 私(牧師の小野)は、1977年のSiIVERJubiIee(在位25周年の祝い)の時

 英国に滞在し、その様子を目で見てきました。女王が50才の年でした。

 ポンド紙幣や切手に女王の肖像が印刻され、国民に愛された方でした。

▷一般より一週間早い、敬老祝福礼拝を行いました。80才以上のメンバーが21名おられ、約1/3

 の方々がなお礼拝に集われています。長寿は神の祝福です。続いてお一人お一人の信仰が守られ

 ますようお祈りいたします。

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