1月最終礼拝でした。 2023.1/29(日)

≪今週のみ言葉≫

「キリストは、肉体をもって生きている間、自分を死から救い出すことができる方に向かって、大きな叫び声と涙をもって祈りと願いをささげ、その敬虔のゆえに聞き入れられました。」  

ヘブル人への手紙5章7節

 説教題: 『人間キリスト』  聖書:ヘブル人への手紙5章7~10節

Ⅰ.イエス様は完全な人間でした。

イエス様は、生まれてから死んで、よみがえるまでは、我々と何も変わらない完全な人間でした。その証拠に、赤ちゃんで生まれ、長じて、

  • 空腹を感じ(マタイ4・2) 
  • 疲れを感じ(ヨハネ4・6) 
  • 眠られた(マタイ8・24) 
  • 祈らなければならなかった(マルコ1・35) 
  • 死なれた(マタイ27・50)などとあります。

そこでなぜに、人間にならなければならなかったのかと言うと、完全な人間の代表として、天国への道を開くため(ヨハネ14・6)先駆けとして(ヘブル6・20)現れ、人としての苦しみ、悲しみに耐え、遂に勝利して下さったのです。(ヨハネ16・33) 今後、この道を通って私たちは天国へ行けるわけです。

Ⅱ.その原動力は

それは、人間キリストとして、神を信じる深い敬虔な信仰にあったのです。(ヘブル5・7)そのため神はキリストの祈り、願いを聞き入れられたのです。それ故、五つのパンと二匹の魚で五千人以上の人を満腹にしたり、水をぶどう酒にかえたり、病人を癒やし、死人を生き返らせるという驚くダイナミックな証の生涯は、その信仰から導き出されたものだったのです。その信仰はまた、弟子たちにも及び、弟子たちはイエス様と同じようにその信仰により、生まれながら歩けない人を、イエス様の名による信仰により、立たせ、歩き、踊れるように癒します。(使徒3・16) また、死人をも生き返らせています。(使徒9・40) これらも、深い敬虔な信仰により聞き入れられたのです。その同じ信仰を私たちも与えられています。しかし、イエス様や弟子たちとはどこか違うようです。イエス様は(ヨハネ11・40)「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」とあります。どんな絶望状態と見える中でも、信仰を働かすことを求めています。それは、タラントのたとえ話にも語られました。このダイナミックな信仰を働かそうではありませんか、祈り求めたいものです。

<お知らせ>

▶本日の礼拝メッセージは当教会出身の植松敏幸先生が語って下さり感謝でした。次週礼拝は主管牧師の森沢尚生先生を迎えます。本日小野牧師は八幡福音教会にて礼拝と午後の聖会のご用です。お祈り下さい。

▶1月は「往く」でしょうか。現代語にすれば。2/1㈬には「今月のメッセージ」「今月のお祈り」「ヘッダー(寒椿)」が更新されます。

▶最大寒波の到来にダイヤも乱され道路も大変な状態です。安全をお祈りします。

▶2月は「逃げる」28日のカレンダーですのであっという間に終わりそうですが、祝福の一日一日を神と共に歩めますように。2022年度の恵みを教会総会にて思い起こし主に感謝いたしましょう。

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