実りの秋を迎えました。 2020.9/20(日) )

≪今週のみ言葉≫

「柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう」。マタイ5章5節

説教題:『柔和な心の祝福』  

聖 書:創世記26章12~22節

今週の聖句は、イエス様が山上で教えて下さったみ言葉で、新約聖書の中からですが、聖書のお話は旧約聖書、創世記からです。今日の中心人物はお父さんが100才、お母さんが90才の時に生まれた人です!さて、誰でしょう?そう、「イサク」(笑うの意)です。お母さんのサラはイサクがリベカと結婚する前に、127才で神様のみもとに召されました。お父さんのアブラハムはイサクとリベカの結婚後、まだ子どもが与えられない前に175才で天に召されました。アブラハムを祝福された神様は、この息子イサクをも祝福されました。

Ⅰ.祝福を妬まれたイサク(12~16) イサクたちが住んでいたベエル・ラハイ・ロイに飢饉があり、「エジプトに下ってはならない」(2)との神様の命令に従って、その手前のゲラル、ペリシテ人の地に行きました。「イサクはその地に種を蒔いて、その年に百倍の収穫を得た」(12)のでした。また非常に富んだので、神様に祝福されたイサクをペリシテ人たちはねたみました。そして父アブラハムのしもべたちの堀った全ての井戸をふさぎ、土で埋めました。ペリシテの王アビメレクは「われわれのところから去って下さい」というので、イサクはゲラルの谷に天幕を張ってそこに住みました。

Ⅱ.柔和な心でさらに祝福されたイサク(17~22) 家畜も人も大勢になったので、「水」は死活問題でした。それでペリシテ人たちにふさがれた井戸を再び掘りました。イサクのしもべたちが谷の中を掘って、そこに湧き出た水の井戸を見つけた時、ペリシテの羊飼いたちは「この水はわれわれのものだ」と言って、イサクの羊飼いたちと争ったので、イサクはその井戸の名を「エセク」(争い)と名づけて彼らの手に渡しました。もう一つの井戸を掘りましたが、これも争ったので、「シテナ」(敵意)と名づけて柔和に対応しました。イサクはそこから移ってまたもう一つ井戸を掘りました。彼らはこれを争わなかったので「レホボテ」(自由の地、広々とした地)と名づけました。やっと衝突から解放されたイサクは大きな喜びでした。、「いま主がわれわれの場所を広げられたから、われわれはこの地にふえるであろう」(22)と。まさに柔和で勝利し、イサクとその子孫たちはその広い地に増え広がっていったのでした。 「わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう」(マタイ11・29)とはイエス様の自己紹介と招きです。「キリストは罪を犯さず、その口には偽りがなかった。ののしられても、ののしりかえさず、苦しめられても、おびやかすことをせず、正しいさばきをするかたに、いっさいをゆだねておられた」(Ⅰペテロ2・22,23) キリストの柔和のクライマックス(頂点)は十字架でした。そこで柔和が勝利し、全人類の贖い(救い)という祝福の門戸が開かれたのでした!

<お知らせ>

▷ やや涼しい秋を迎え、9/19㈯~22㈫とせっかくの行楽シーズン4連休ですが、今年は新型コロナウイルスで教会関係の行事も地域の行事も中止です。香川の感染者も94名と昇り死者も2名出ました。共に自粛してこの危機を乗り越えましょう。

▷新しく発足しました「菅内閣」のため祈りましょう。「そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい」(Ⅰテモテ2・1)

▷私たちの教会は10/4㈰に教会創立71周年記念聖餐式礼拝を主にささげます。この日から教団で次年度からの公用聖書として定められた『新改訳2017』の聖書に一足先に切り替えます。

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