毎夜イルミネーションが教会壁面に輝いています!2022.12/11(日)

≪今週のみ言葉≫

     「見よ。世の罪を取り除く神の子羊。」ヨハネの福音書1章29節

 

  説教題: 『きれいな心に』  聖書:ヨハネの福音書1章29~37節

先週12/4㈰16:00~「イルミネーション点灯式礼拝」が行われ、毎夜17:00~22:00、とても美しく暗夜に光り輝いています。多くの方々に見てほしいと思います。町を歩くと、デパートや店頭や一般家庭でも、もちろん各キリスト教会でも「イルミネーション」花盛りって感じです。12月に入ると、どうしてこうなのでしょう?クリスチャンはもちろん、「まことの光なる救い主イエス・キリストの誕生(降誕)の月」を迎えたからなのだとわかります。一般の人々は?救い主を知らなくても「イルミネーション」を飾るのは??「世の光なるキリスト」の感化影響は、今や世界規模です!そして本日は、「きれいな心に」してくださる「救い主」に思いを馳せます。

Ⅰ.義人はいない。一人もいない。 初めの人アダムとエバの陥罪以来、全人類に罪と死が入りました。神ぬきの「自称義人」は大勢います。しかし、聖なる神のみ前には誰一人義人はいません。「義人はいない。一人もいない。悟る者はいない。神を求める者はいない。すべての者が離れて行き、だれもかれも無用な者となった。善を行う者はいない。だれ一人いない。」(ローマ人への手紙3・10~12)「人の心は何よりもねじ曲がっている。それは癒しがたい。だれがそれを知り尽くすことができるだろうか。」(エレミヤ書17・9)「心はよろずの物よりも偽るもので、はなはだしく悪に染まっている。だれがこれをよく知ることができようか。」(エレミヤ書17・9口語訳) 人はみな生まれつきの罪人で、幼くても教えられなくても悪い心で罪をおかすのです。

Ⅱ.神の子羊なるキリストによって「きれいな心に」 旧約時代、神が備えられた世の罪を取り除くいけにえは、「神の子羊」でした。罪の贖いのために、子羊が連れてこられ、人々はその子羊に手を置いて罪の告白をし、人の罪が子羊の上に転嫁され、祭司は子羊を殺し、その血を祭壇に注ぎました。しかし、そのような儀式によってでは、人間の心はきよめられず、良心も休まることはありませんでした。「まして、キリストが傷のないご自分を、とこしえの御霊によって神にお献げになったその血はどれだけ私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者にすることでしょうか。」(へブル人への手紙9・14)神の前に唯一、罪なき「神の子羊なるキリストの血」は受け入れられ、その血に頼る(信じる)者の罪はゆるされ、「きれいな心に」して頂けるのです。そのための必須行為、それが「悔い改め」であり「告白」です。「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます」(ヨハネの手紙第一1・9)『キリスト教信仰の基盤は、悔い改めである。厳密に言えば、人は自分で時を選んで悔い改めることはできない。悔い改めは神の賜物なのである。』(オズワルド・チェンバーズ『いと高き方のもとに』(12月7日分より) 入信の時のみならず、私たちは神からの賜物としての悔い改めの時を与えられ、絶えず神の子羊なるキリストの血によって「きれいな心に」保たれ続けていくのです。

<お知らせ>

▶過ぐる12/1(木)には当教会ホームページ開設満11周年を迎えました。主に感謝です!願わくは人々の救いのために用いられますようにとお祈りします。

▶小野牧師著『神と共に歩む日々』(聖書日課)は、9/8(木)付にて新装第4版として発刊されました。みこばがすべて『新改訳2017』に更新されました。次月2023年1月号からの「今月のメッセージ」は新版からのものが載せられることになります。

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