本日は「母の日・花の日礼拝」の日です。2020.5/10㈰

説教題:『思いわずらいにさようなら』

  聖書:マタイ6章25~34節

  ≪今週のみ言葉≫ 「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」。マタイ6章33節

礼拝堂で、神の家族が共に礼拝できることは、どれほど大いなる恵みでしょう!毎年の「母の日・花の日合同礼拝」を思いつつ、各家庭での礼拝の祝福をお祈り致します。イエス様が「思い煩い」について「山上の説教」で話されました。あるいは「お母さんたち」は日常の中で、家族を思うにつけ、こうした「思い煩い」に一番とらわれやすい存在なのでは?と思ってしまいます。イエス様のお話しに耳を傾けましょう。  

 Ⅰ.それだから、思いわずらうな。

「思い煩う」を、新改訳2017では「心配する」と訳しています。「心配症」です。食べること、飲むこと、着ること、心配すればキリがありません。イエス様は、「空の鳥を見なさい」と指さされます。確かに、天の父が養っておられる。「野の花を!」と!今日は花の日。天の父がこんなにもきれいに着飾って下さっている。天の父は、あなた方の必要を皆ご存じなのだから、思いわずらうのはやめなさい。「だから、あすのことを思いわずらうな」(34)。この聖句をこよなく愛された多くのご婦人の方々が眼に浮かびます。  

 Ⅱ.まず、求めなさい。

本日、今週の聖句です。「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」(33)これらのもの、つまり、あれこれ心配して手に入れようとするものすべては、実は「添えて与えられる」「おまけとしてもらえる」ものだと言うのです。「いつでも、どこでも、神第一」精神です。(J.H.ジョウエット『日々の霊想』5/3分)

 【証し】小坂忠牧師は、娘さんのやけどの癒しを通して見事に神と出会われ、救われました。ロックシンガーからゴスペルシンガーに変身しました。「ミクタム」の会社経営も「僕たちはクリスチャンになったから」と、神第一で日曜日は礼拝で、仕事をとらなかった。すると、経済的に行き詰まりついに電気も差し押さえに。ある日、家に帰ると我が家だけが暗い。親子3人、ろうそくの灯りで夕食。小さい娘さんは「クリスマスみたい!」と喜んだけれど---。「それでも神様、マタイ6:33を守ります」と夫婦で涙の祈り。神は応えて不思議なように平日の仕事が入ってきたという証しです。 2020.1/31㈮、娘さんAsia(エイジアさん)の次女スカイさんが14才で恐ろしいNUT癌を発症し、7ヵ月の闘病後、笑顔で天に召されたことを、「タンブリン」誌、2020.4月号で知り、涙でした。小坂先生は、次のように綴られます。「自分もステージ4の癌から復活して、改めて生かされていることを感じ、長くはない残された人生を最後まで忠実に生きたい」と。アーメン。

<お知らせ>

▷それぞれに良き記念の「母の日」をお過ごしください。365日、毎日を「母の日」のように過ごせたらなんと幸いでしょう!

▷5/5㈫は国民の祝日「子どもの日・立夏」でした。教会行事で6月第2日曜日は「花の日・子どもの日」とされています。

▷イエス様が言われた大切ないましめに尽きます。第一は「心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」。第二もこれと同様である。「自分を愛するようにあなたの隣人を愛せよ」。新型コロナウイルスのできごとは、大切なことに全人類のハートを向けようとされる神のご計画ではないかと思わされ、祈らされているところです。

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