2023年のイースターおめでとうございます!2023.4/9(日)

◇牧師館より祈りを込めて      4/9㈰ 礼拝説教概要

 説教題:『復活のキリスト』 聖書:ヨハネの福音書20章11~18節

 「女の方、なぜ泣いているのですか。」 ヨハネの福音書20章13節

 枯れたかに見える樹々に黄緑色の新芽が芽吹く!まさに「復活の春、よみがえりの春」です。春になったからいのちが芽吹くのではありません。私たちの信じる神、天地創造の神が「復活の神」だから、春が到来し、いのちが芽吹くのです。「しかし、今やキリストは眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。」(コリント人への手紙第一15章20節)。本日はその『復活のキリスト』に最初に顔を合わせたマグダラのマリアとの出来事です。「闇から光へ」「悲しみから喜びへ」「死から命へ」のメッセージです。

 Ⅰ.悲しみの闇 イエスを愛し信じた人々にとっては、過越しの金曜日は最暗黒の日であり、その後も闇の中で悲しみと絶望の涙に暮れていました。マグダラのマリアと他の女性たちは、イエスの葬られた墓を見届け、土曜安息日を守り、イエスのお身体に塗るための香料を整えました。三日目の早朝、つまり日曜日の夜明け前からマリアは墓に向かいました。心は悲しみで張り裂けそう、目は涙がこぼれるばかりです。イエスのお身体が見当たらないということが、悲しみに更に悲しみを加えました。泣きながら墓の中をのぞくと、白い衣を着た二人の御使いがイエスの身体の置かれていた場所に座っていました。二人はマリアに、「女の方、なぜ泣いているのですか」(13)と言うので、彼女は「だれかが私の主を取って行きました。どこに置いたのか、私には分かりません」と言って、後ろを振り向くと、イエスが立っておられたけれど、彼女にはそれがイエスとは分からず、園の番人だと思ったその人(イエス)も、「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか」と言います。マリアにとって、その悲しみの闇はあまりに深かったのです。

 Ⅱ.喜びの輝き 「あなたがあの方を運び去ったのなら、どこに置いたのか、教えてください。私が引き取ります。」(15)マリアの心から唇を通してイエスへの愛がほとばしり出ます。イエスは、「マリア」と言われました。羊飼いの声を知る羊のように、マリアは即、イエスとわかり、「ラボニ(先生)」と言ってすがりつこうとしました。父のみもとに行くから、今は離れていてください。このことを、行って、弟子たちに伝えなさいとのイエスのお言葉通り、マリアは喜び勇んで、『復活のキリスト』を伝えに走りました。突然さし込んだ「喜びと希望の光!」 闇は一瞬の内に消え去り、マリアは伝えないではいられませんでした。全人類への最高最大、そして永遠のメッセージ!!今日も『復活のキリスト』は、ご自身を愛する者に、求める者に顕われて下さり「伝えてほしい」と願っておられます。<私の信じ愛する主は生きておられます!ハレルヤ!>(エレミヤ書29章11~13節)

<お知らせ>

▷今日は嬉しい、イースター聖日!共に集ってイエス様の復活をお祝い出来て感謝します。

▷礼拝の終りの頌栄・祝祷を子どもたちが最前列に集って、賛美し、祝祷を受けてつかわされる第一日目となりました。

▷その前に、入学・進級の祝福の祈りとプレゼントでした。

▷続いて4年ぶりの集合写真を坂で撮りました。

▷お弁当(その中にはイースターエッグとお菓子二種)を頂いて~子どもたちはエッグ(カード)ハントのお楽しみです。もれなく景品がついています。50個あります。一人何個くらいさがしだせるかな?

▷きわめつけのお楽しみは、「森のいちご」でのいちご狩りです!幼児から高校生まで12名と大人11名総勢23名の団体様で、楽しんできます♪

▷『復活の主』と共に素晴らしい2023年度を過ごしましょう!

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