アドベント(待降節)礼拝でした。2022.12/4(日)

≪今週のみ言葉≫

「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。」
ヨハネの福音書1章9節
11月27日㈰から「待降節(アドベント)」に入っています。世に「師走」と言われる忙しい時期であり、日の短い「冬至」の時期です。そのような時、『まことの光』としてこられた救い主の聖降誕を迎えることは、大きな慰め、喜び、希望です。神を知らない、信じない人の心は闇であり、そのような人々の住まう地上はまさに闇の世です。「光」は明るさ、暖かさ、安らぎ、喜び、希望の源です。今、このような時代であればこそ、「真の光なる救い主イエス・キリスト」を証ししていきたいものです。                                 
 Ⅰ.ことば(ロゴス)なるキリスト
「初めにことばがあった、ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」(1)ヨハネの福音書の始まりは旧約聖書、創世記の初めのようです。「はじめに神が天と地を創造された。」(創世記1・1)新約聖書はギリシャ語で書かれたものでした。ギリシャ語で、ここにある「ことば」を「ロゴス」と言います。日本語で「言葉」と言ったら何かの意味を表わすために、口で発音したり文字で書いたりするものという意味くらいです。しかしギリシャ語の「ロゴス」という単語で辞書を見ると、ものすごく沢山の意味が記してあるそうです。「言葉/言語/話/真理/真実/意味/事実/説明/理由/文字/口/声/名声/原因/自然/物質/精神/思考内容/熱意/計算・・・」といった感じで、全部でなんと50個以上もの意味が「ロゴス」にはあるのです。」と『牧羊者』P.69に記されていて驚きました。実はその実態なるお方がイエス・キリストなのです。
Ⅱ.光なるキリスト
「この方にはいのちがあった。このいのちは人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」(4、5)初めからおられたお方が、創造のわざをなさえたお方であり、すべてのものがそのお方によって造られたとあります。そしてこの方にあるいのちは人の光であると。ヨハネは福音書の中に、光を与えたイエスの業を二つ記しました。一つは8章で「姦淫の場でつかまえられた女」、もう一つは9章で「生まれつき目の見えない人」の出来事です。8章1~11節が出来事ですが、12節が大いなる締めくくりのみことばです。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」罪の場で捕らえられた婦人は当然まばゆい光の中にさらされましたが、訴えた人々の心にもキリストの光は突き刺さりました。しかし、主はその女を赦されたのでした。「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には神の子どもとなる特権をお与えになった。」(12)
<たといだれであっても、謙虚にキリストを知り、この世界の主、また自分の救い主として受け入れる人は、神が恵みによって、神の子どもとしての特権を与えて下さいます。>(『牧羊者』P.72)まさに特権の中の最大特権です!

<お知らせ>

▷当教会ホームページは開設より12/1(木)で満11周年を迎えました。主の導きと多くの方々のご協力、ご支援に感謝です!まことの神様を未だご存じない方々のためになお力強く用いて頂けますように!

▷本日は16:00~16:30「クリスマス・イルミネーション点灯式礼拝」を教育館前にて行います。その日から、2023年1月14日(土)まで、毎日、17:00~22:00、美しく輝きます。「世の光、まことの光、いのちの光なるキリスト」を一人でも多くの方々に知って、信じて、永遠の命にあずかって頂きたいです。

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