宇井英樹宣教師を迎えての礼拝でした。2022.10/23(日)

≪今週のみ言葉≫

「私たちはぜひとも上っていって、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。」民数記、13章30節

説教題: 宣教の幻  聖書:民数記13章25~33節,14章6~9節

                                

1.宣教の舞台

 日本にいる在留外国人の数は、約280万人です。これは2021年6月のデータ、コロナ禍の状況ですので、その数は、ますます増えることは容易に予想できます。今は、日本にいて、世界宣教ができるのです。世界の人々が今日本に来ている。その8割以上がアジア人です。私たち日本人は、彼らに見た目が似ている、親しみやすい、彼らに届きやすいのです。

2.宣教の扉

 日本にいる外国人のトップ2は、中国人とベトナム人です。日本に来たばかりの中国人クリスチャンがこう言いました。「こんなに自由に礼拝ができることに感謝です。」中国にいるクリスチャンにとって、今は、ともに集い、礼拝できることは当たり前ではありません。ベトナムも、教会への規制が緩くなったとはいえ、今もなお、社会主義国家であることには変わりがありません。インドネシアは、世界最大のイスラム国。バングラディッシュ、パキスタンは、イスラムが国民の90パーセント。タイ、ミャンマー、スリランカ、カンボジアは、小乗仏教の国で、国の人たちは、仏教をとても大切にしています。

 これらの国々の人々は、自分の国にいたら、福音を聞く機会がないかもしれない。しかし、日本にいる間は、彼らは自由に福音を聞くことができます。しかし、聞いたことのない福音を、どうして信じることができるでしょう。伝える人がいなかったら、どうして聞くことができるでしょう。日本では、宣教の扉が大きく開かれている。

3.宣教の祝福

 日本における世界宣教は、日本の教会の祝福となります。私は、在留外国人というと、数年日本にいて本国に帰るのだろうと思っていました。ところが、日本に来る人たちは、日本に長くとどまりたい、そういう願いを持っている人が多い。日本にいる外国人がクリスチャンになると、彼らは、自分の仲間、同じ国から来た人たちだけではない、日本人にも伝道します。

 自分が祝福されるために、宣教するのではありません。しかし、宣教、神のわざが進むとき、そこに祝福がある。「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取る。(詩編126:5)」

 

 12人が約束の地を見ました。10人は言いました。「私たちにはできない。問題は大きすぎる。乗り越えるべき課題が多すぎる。それに引き換え、私たちは小さい、あまりにも無力だ。私たちにはできない。エジプトに帰るほうが、私たちにとって良いことだ。」しかし、ヨシュアとカレブは言いました。「私たちはぜひとも上って行って、そこを占領しましょう。必ず打ち勝つことができます。主が私たちとともにおられるのだ。主が私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さる。(民数記13:30,14:8)」主を信じ、主の宣教に加わり、主が宣教の幻を現実とされることを体験させていただきましょう。

<お知らせ>

▶本日は、宇井英樹宣教師が、礼拝のご用をして下さいました。日本にあっての≪世界宣教≫神様の驚くばかりの宣教の視点に眼を見張ります!私たちも先生方のために祈ると共に、宣教に用いられましょう!

▶昨日、小野牧師のEnglishメッセージ(救いの証しメッセージ)が録画され、宇井先生の現地の方々との礼拝で用いられます。感謝です。

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