Ⅱアドベント礼拝でした。2020.12/6(日)

 説教題:救い主を待ち望む  聖 書 イザヤ書40章27~31節

   「しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、鷲のように翼を広げて上ることができる。走っても衰えず、歩いても疲れない。」 イザヤ書40章31節

11/29以来、毎日17:00~22:00、クリスマスツリー(ベタニヤ)、ツリー型のイルミネーション、看板、礼拝堂壁面の星とベルが美しく輝いています。「闇の中を歩んでいた民は大きな光を見る。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が輝く。」(イザヤ9・2)「ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。」(イザヤ9・6)と、救い主を預言したイザヤは40章に入って、「慰めよ、慰めよ、わたしの民を。」(1)と、慰めのメッセージへと移ります。時はBC722年、北王国イスラエルが、アッスリヤに滅ぼされ、捕囚となり、南王国ユダもバビロンの肉迫に脅威を覚えていたときであり、約束の救い主の到来を待つのに疲れを覚えていたときであったのでした。

 Ⅰ.救い主からの新しい力を待つ(本日のテキスト)

そのような民に、イザヤは目を高く上げて、創造主を仰ぎ見るよう呼びかけます(26)。「疲れることなく、弱ることなく、その英知は測り知れない。」(28)そのお方が力と勢いをあなたがたに与えて下さるのだと。たしかに「若者も疲れ力尽き、若い男たちも、つまずき倒れる。」(30。口語訳)~ましてや老年においてをや~です。『しかし』これがすばらしい『信仰のしかし』です。そして、クリスチャンに与えられる底力です。すなわち「主を待ち望む者は新しく力を得」るのです。(31)「新たなる力を得」(31口語訳)これは、ちょうど自転車についている<ギア・チェンジ>に似ていると教えられました。坂道をこの<ギア・チェンジ>によって、楽々と乗り上がることができると。「鷲のように、翼を広げて上ることができる」悠々たる大空にまで翔け上ることができるようなたとえです。「走っても力衰えず、歩いても疲れない」。Constant(コンスタント)な、不屈、不断の堅固な歩みが継続できるというのです。その力は、主を待ち望むところからです。ひとり神の御前に静まり、み言葉を味わい、祈り、信仰を持って立ち上がるところからです。クリスチャンの力の秘訣です。

 Ⅱ.救い主の再臨を待つ(ピリピ3・20~21) 

「しかし、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。」(ピリピ3・20)21世紀に生かされている私たちはまさに「終末の時代」に生かされていることを覚えています。霊の目を覚まして、救い主を待ち望む時です。「キリストは、万物をご自分に従わせることさえできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自分お栄光に輝くからだと同じ姿に変えてくださいます。」(ピリピ3・21)贖われた私たち一人ひとりの「完成」の時です!

<お知らせ>

▷第Ⅱアドベントを迎えました。午後には、コロナ禍のためしばらく頓挫していました「新会堂建設準備委員会」を再開します。とにかく≪祈って≫神様のご計画をなして頂けますように、わたしたちにふさわしい神による選びの土地が示され、購入できますように、お祈り下さい。また、どのような「主の宮」を建設したいかとの具体的な話し合いもできたらと願っています。

▷速やかなコロナの終息のため、またこのような中にも諸教会において恵みのクリスマス礼拝が主にささげられますよう祈っております。

This entry was posted in 今週のお知らせ. Bookmark the permalink.

Comments are closed.