8月最終礼拝でした。   2020.8/30(日)

≪今週のみ言葉≫

「しっかりするのだ。わたしである。恐れることはない」。マタイ14章27節

説教題:『恐れることはない』

聖 書:マタイ14章22節~33節

 今日は8月最後の日曜日、明日をもって何の行事もなかった猛暑の8月が終わります。キャンプもそうめん流しも聖会もない8月を一体誰が想像できたでしょうか?!私たちは被造物の人間、そしてすべてをご存じなのは神様で、この神様がすべてを支配しておられることがよーく分かります。今日は「湖の上の奇跡」です。「パンの奇跡」と、「湖の上の奇跡」とは、マタイ、マルコ、ヨハネがセットで記しています。「パンの奇跡」のすぐあと、イエス様は群衆を解散させている間に、弟子たちを無理矢理舟に乗り込ませ、向こう岸へ先に行かせました。「そして、群衆を解散させてから、祈るため、ひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた」(23)のでした。神の子イエスの力の源泉、それがこの父なる神との交わりだったのです。

  Ⅰ.近づいて下さるイエス(24~27)

弟子たちだけ乗り合わせていた舟はガリラヤ湖の真ん中あたりで逆風に悩まされました。漁師上がりの弟子たちでさえ恐れを覚える逆風の中で、そこへその様子をご覧になっておられたイエスが、夜明の4時頃、湖の上を歩いて彼らの方に近づいて来られたのでした。薄暗い夜明け、逆風に悩みその上、湖の上を歩く人影を見た弟子たちの恐怖は頂点に達し、「幽霊だぁ~!!」と言い、おじ惑い恐怖のあまり叫び声を上げました!しかしすぐにイエスの声が響きました。「しっかりするのだ。わたしである。恐れることはない」と。「わたしである」ギリシャ語で<エゴーエイミ>直訳は<わたしこそ>、英語で<Ⅰ AM>即ち、神ご自身の自己啓示でした。だから「恐れることはない」のです。

 Ⅱ.助けて下さるイエス(28~33)

このペテロの記事を記しているのはマタイだけによる独特の記事です。いかにもペテロらしい反応です。「主よ、あなたでしたが。では私に命じて水の上を渡ってみもとに行かせてください」というペテロに、イエスは「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟から降り水の上を歩いてイエスの所へ行ったのでした!しかし風を見て恐ろしくなり、おぼれかけて、「主よ、お助けください」と叫ぶペテロを、イエスはすぐに手を伸ばし助けました。「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言いながら。「ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった」(32)のです。舟の中にいた者たちは、イエスを拝して、「ほんとうにあなたは神の子です」と言った(33)のでした。結論は、『イエスは神の子』なのです。恐れずイエスのみを見つめつつ歩めばいいのです。

<お知らせ>

▷コロナと猛暑の中も守られて、8月一杯、礼拝・祈祷会が守られ感謝でした。9月の月も「新しい教会生活」の形で継続予定です。大人子ども合同10:15~11:15の礼拝、昼食なし。祈祷会も1時間、役員会は変わりなくです。

▷9月に入ります。「今月のメッセージ」「9月のお祈り」「ヘッダー(アメリカデイゴ・海紅豆⦅かいこうず⦆)」が更新されます。

▷続いて新型コロナウイルスのすみやかな終息をお祈りいたしましょう。

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