レント(受難節)の中の聖餐式礼拝でした。2016.3/6(日)

《今週のみ言葉》

「主は振り向いてペテロを見つめられた」。ルカ22章61節

人は誰しも、自分のことを一番よく知っているのは自分だと思うでしょう。当然と言えば当然のようです。ところが、案外自分の実体というものがわからないでいるのです。実は、私が自分を知る以上に、私のことを知って、愛して、祈っていて下さる方がいるということが、このできごとからわかります。

最後の晩餐の席で、イエス様はペテロに「サタンがあなたがたを麦のようにふるいをかける。しかしわたしはあなたの信仰がなくならないようにあなたのために祈った。それで立ち直ったときには、兄弟たちを力つ‘けてやりなさい」と言われました。するとシモン・ペテロは、「主よ、わたしは獄にでも、また死に至るまでも、あなたと一緒に行く覚悟です」と言いました。するとイエス様は、「ペテロよ、あなたに言っておく。きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度わたしを知らないと言うであろう」と言われました。果たしてイエス様が捕らえられていく中でペテロはたき火を囲む人々の中に混じっていましたが、その中の三人が次々と「あなたも仲間だ!」と言ったのに返して、「ちがう、わたしにはわからない。その人を知らない」と三度も言ってしまいました。たちまち鶏が鳴きました。その時、「主は振り向いてペテロを見つめられた」(61)のでした。そのまなざし!ペテロだけが見たまなざしでした!愛とゆるしのまなざしでした。今もキリストは私を知りつくし天にて祈っていて下さり、愛のまなざしを注いで下さいます!

〈お知らせ〉

▷ 今年のイースター(復活祭)は3/27(日)です。10:15~子どもと大人の合同礼拝です!子どもたちには入学進級祝いのプレゼントがあります!どなたも大歓迎!

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