≪今日のみ言葉≫
「モーセはその人となり柔和なこと、地上のすべての人にまさっていた」。民数記１２章３節

なんとここは、主のしもべモーセに対して、姉のミリアムと兄アロンが非難したことが記されています。
ミリアムとアロンは弟モーセを妬ましく思ったのでした。妬む立場、妬まれる立場、それぞれ経験があることでしょう。神様は、彼らの非難の言葉を聞かれました。モーセとは、「その人となり柔和なこと、地上のすべての人にまさっていた」とありますから、柔和そのものの存在でした。この柔和は実はミデアンの荒野で４０年羊を飼うことによってモーセの体質となったのでした。荒野のリーダーモーセを、神は荒野で造り上げられました。非難した二人、特に一番に誘ったらしいミリアムに対しては手厳しい処置がなされ、柔和なモーセの祈りによって憐れみを受けましたが、彼女の癒されるまで、全軍はとどめられたのでした。小さいと思える妬みや非難が起こす災いを思い知らされると共に、モーセの柔和と祈りに深く教えられ、やがてのイエス・キリストを思うことです。
「わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。」マタイ１１章２９節
と今も語っていて下さいます。

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