今月のメッセージ(2022年1月)

祝祷 民数記6:22-27

「主があなたを祝福し、あなたを守られますように。」(24節)

アロンとその子たちが祭司として立てられたのは、イスラエル人を神の前に聖別し、祝福するためでした。そしてここに祝福のことばがまとめられています。これは祝祷であり、三重の祝福、すなわち三位一体の祝福と言われます。

24節は父なる神の祝福と保護、25節は子なる神の恵みと臨在、26節は聖霊なる神の臨在と豊かな恩寵です。「御顔」とはなんという温かい響き!「御顔の助け」(詩篇42・5、英欽定訳)は、英欄外では「臨在は救いである」とあります。そして、「平安」はヘブル原語では「シャローム」。この語の内容は、単に平安のみにとどまらず、健康面、経済面、信仰面すべてにありとあらゆる祝福が注がれ、繁栄しますように、とのことばです。私たちも新約の祭司として、選ばれ、召されている今、父、子、聖霊なる神の、豊かにあふれる祝福と繁栄を、またすべてのすべてである臨在を祈りましょう。

神と共に歩む日々 小野淳子著

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