今月のメッセージ(2016年12月)

<力ある神>  イザヤ書9:1-7

その名は「・・・・力ある神・・・・」(6節)

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「大能の神」(同節、文語・協会訳)。ここに、明確に、このお方が神であると断言されています。神が人の形を取って来られました。「力ある神、大能の神」と名つ‘‘けられるこの方は、イザヤ書40章によれば、「精力に満ち、その力は強い」(26節)、「永遠の神、地の果てまで創造された方」(28節)、「疲れた者には力を与え、精力のないものには活気をつける」(29節)お方です。創造して、放置、放任したままにしておかれるのではなく、どこまでも造られたもの一つ一つに、ひとりひとりに深くかかわり続けていてくださるのです。その精力を、その大能の力を、私に注ぎ、与えてくださいます。この大能の神、力ある神であるイエス・キリストに、信仰によってしっかりとつながる時、私もパウロとともに次のように叫ぶことができます。「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです」(ピリピ4・13)、「私が弱いときにこそ、私は強いからです」(Ⅱコリント12・10)。

小野淳子著 「神と共に歩む日々」より

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