今月のメッセージ(2015年6月)

祈り(1) ルカ11・1ー4

さて、イエスはある所で祈っておられた。その祈りが終わると、弟子のひとりが、イエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」(1節)

2015.6月の花 「祈り」、奇しくもすばらしい奥深い世界。イエスさまのお祈りの姿はさぞかし魅力的な、引力の強いものだったのでしょう。思わず弟子のひとりが「祈ることを教えてください」と言いました。祈りについて、ではなく、祈ることを教えられることが大切です。それに答えて、主は、祈りの典型と言われる「主の祈り」を教えてくださいました。神に対するまことに崇高な祈り、神を信じる者のあらゆる健全な求めの祈りです。まず「神の御名が崇められるように」。この光で、生き方が決まるというようなものです。「主の祈り」が迫害されていると言われたりします。

私の恩師はいつも、「この祈りを急いで唱えるのではない。『主の祈り』を祈れ」と勧められました。改めて祈る時、なんという祈りでしょう!

小野淳子著「神と共に歩む日々」より

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