• 残暑御見舞申し上げます。  2025.8/24(日)

    ≪今週のみ言葉≫「まだ若い、と言うな。」エレミヤ書1章7

     説教題: 『神の選び』   聖 書:エレミヤ書1章1~10

     大預言者群の中で、イザヤは「御父の預言者」、エレミヤは「御子の預言者」エゼキエルは「御霊の預言者」と言われ、さらにはエレミヤは、「涙の預言者」としても知られています。

     .エレミヤの選び 【エレミヤはユダの祭司の家系に生まれた人で、預言者として半世紀に及んで活動しました。その間にイスラエルの大事件であるバビロン捕囚がありましたが、彼はその事を正確に預言しています。今日の箇所は彼が預言者として召された時の出来事を記しています。およそ二十歳くらいの時と考えられます。】(『牧羊者』p.49)【南王国ユダの王ヨシヤの第13年(紀元前627年)から、エルサレムが陥落した紀元前587年までがエレミヤの預言活動がなされた期間である。】(『同』p.51)主とエレミヤの対話が、1章5~8節にあり、その中に本日の中心聖句7節があります。『神の選び』の驚きたるや!「わたしは、あなたを胎内に形造る前からあなたを知り、あなたが母の胎を出る前からあなたを聖別し、国々への預言者と定めていた。」(5)というものです!エレミヤの返答は当然と言えば当然でしょう。「ああ、神、主よ、ご覧ください。私はまだ若くて、どう語ってよいか分かりません。」(6)。それに対して主のことばー「まだ若い、と言うな。」わたしがあなたを遣わすすべてのところへ行き、わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。彼らの顔を恐れるな。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。ー主のことば。」(7,8)それだけではなく、主は御手を伸ばして、エレミヤの口に触れられ、言われました。「見よ、わたしは、わたしのことばをあなたの口に与えた。見なさい。わたしは今日、あなたを諸国の民と王国の上に任命する。」(9,10) 『神の選び』はまさに一方的、しかし、そうであるがゆえに、神様の強力な保証と責任、そして臨在の内に全うさせて頂けるということです。

    .私たちの選び 「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。それは、あなたがたが行って実を結び、その実が残るようになるため。また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものをすべて、父が与えてくださるようになるためです。」(ヨハネの福音書15章16節)「神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされたのです。」(エペソ人への手紙1章3,4節)改めてお互いの「クリスチャンとしての選び」に驚きと感謝に溢れます。更には教会での様々な奉仕への召し、選び、尚教会の枠を超えて、日常生活の中での働きへの選び、家族や職場、友人や地域の人々との交わりへの選び、自分を愛するように、隣人を愛し仕えることを実践する選びの場、即ち証しの生活です。あるいは、エレミヤのように、直接献身と呼ばれる、牧師、伝道者、宣教師への選びもあります。「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」(伝道者の書12章1節)の通り、救いも献身も「まだ若い、と言うな。」との通り、「若い日」に『神の選び』に応答できることの幸いを覚えます。「今日という日が、いつでも誰にでも「一番若い日」です。

        <お知らせ> 

    ▶今週は、8/26(火)~28日(木)と備前市にある香登教会にて、第64回香登修養会が行われます。主講師は、札幌羊ヶ丘教会牧師の小菅 剛師です。

    小野牧師は、 8/28(木)午後の宣教聖会のご用です。お祈り下さり、ご出席ください。

    ▶次週 8/31(日)当教会礼拝説教は、植松敏幸師です。小野牧師は、高松田村教会礼拝説教ならびに役員会に参加してきます。お祈りください。

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